急性胃腸炎はウイルスや細菌の感染によって、嘔吐や下痢、腹痛などの症状を起こす病気です。 小児では、ほとんどがウイルス性で、ロタウイルスやノロウイルスによる冬季乳児下痢症は赤ちゃんに好発します。
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年齢を問わず、かかります。乳児冬季下痢症は冬場に乳幼児がよくかかります。
激しい嘔吐で始まり、1~2日後の水様の下痢が続きます。発熱を伴うことも。約1/3に、米のとぎ汁様の白色便を認めます。下痢は数日で快方に向かいます。 ロタウイルスの場合はけいれんを伴うこともあります。細菌性腸炎では血便になることもあります。
ウイルス性胃腸炎は、糖分やイオンの含まれる水分(経口補水液)を十分に補給します。消化のよい食事を少しづつ与えます。 細菌性胃腸炎の場合は、抗生剤の投与を行います。 脱水が進行すれば、輸液を行います。
適度のイオンと糖分の含まれる経口補水液(赤ちゃん用のイオン飲料)を少量頻回に与えます。食事は消化が良い、やわらかい食事を症状をみながら、少しづつ食べさせてあげて下さい。 嘔吐が治まらない場合は、病院で処方された吐き気止めの坐薬を医師の指示通りに使用します。
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