寄生虫の一種であるトリコモナス原虫が膣内に寄生することによって発症します。直接的な性行為での感染が主で、そのほか公衆浴場やプールの脱衣場やイス、便器、タオルなどで感染することもまれにあります。放っておくと子宮内や卵管にまで炎症が拡がり、不妊や流産、早産の原因となる場合があります。また、膣だけでなく尿道や膀胱などにも感染し、尿道炎や膀胱炎、外陰炎などを合併することもあります。
自覚症状がない場合もありますが、症状としては、
などが挙げられます。
治療には腔錠や内服薬を使用し、1~2週間程度で完治します。パートナーに自覚症状がなくても感染している場合があるので、必ずパートナーと一緒に検査・治療をうけましょう。