「マタニティーブルー」に似た症状が長期間続き、より深刻な場合「産後うつ」と診断されます。「産褥うつ」「産後抑鬱症」あるいは「育児ノイローゼ」などともよばれる「産後うつ」は、うつ病の一種で、一過性の「マタニティ・ブルー」と異なり治療が必要です。産後うつは産後3~6週間ほどから症状が出始め、数ヶ月にわたり不安・自信喪失・恐怖・疲労・孤独感などさまざまな症状に苦しめられます。ひどくなると日常生活にも支障をきたすようになり、やがて精神障害や子どもの虐待に至る恐れもあるため早期治療が肝心です。
など。
「マタニティー・ブルー」から「産後うつ」へ移行する場合もあります。こうした症状が1ヶ月以上続くようなら放置せず、すぐ産婦人科か精神科に相談しましょう。